常時SSLの重要性はわかったけど、実際にどうやって導入すればいいの?
そんな疑問をお持ちのあなたへ。
今回は、Webサイトに常時SSLを導入する方法を、ステップバイステップで解説します。
ステップ1:SSLサーバー証明書を取得する
SSLサーバー証明書とは、Webサイトの身元を証明するための電子証明書のこと。
この証明書をWebサーバーにインストールすることで、常時SSLを有効化できます。
SSLサーバー証明書は、認証局と呼ばれる機関から発行されます。
無料のものから有料のものまで、様々な種類があるので、Webサイトの規模や目的に合わせて選びましょう。
多くのレンタルサーバーでは、無料でSSLサーバー証明書を取得できるサービスを提供しています。
ステップ2:SSLサーバー証明書をインストールする
取得したSSLサーバー証明書を、Webサーバーにインストールします。
インストール方法は、レンタルサーバーによって異なります。
多くの場合、コントロールパネルから簡単にインストールできます。
ステップ3:Webサイトの内部リンクをHTTPSに変更する
Webサイト内のリンクを、すべて「http://」から「https://」に変更します。
HTMLファイルや画像ファイルなど、Webサイト内のすべてのファイルを修正する必要があります。
ステップ4:WebサイトをHTTPSにリダイレクトする
「http://」でアクセスされた場合でも、自動的に「https://」に転送されるように設定します。
これにより、ユーザーは常に安全なHTTPS接続でWebサイトにアクセスできます。
.htaccess
ファイルにリダイレクト設定を記述することで、この設定を行うことができます。
ステップ5:Webサイトの動作確認を行う
常時SSLを導入したら、Webサイトが正常に動作することを確認しましょう。
すべてのページがHTTPSで表示されるか、リンク切れやエラーがないかなどをチェックします。
ステップ6:検索エンジンにHTTPS化を通知する
Google Search Consoleなどのツールを使って、WebサイトがHTTPS化されたことを検索エンジンに通知します。
これにより、検索エンジンはWebサイトをHTTPSでクロールし、インデックスに登録します。
導入時の注意点
- Webサイトの規模や構成によっては、導入作業が複雑になる場合があります。
- 常時SSLを導入する前に、Webサイトのバックアップを取っておきましょう。
- 導入作業に不安がある場合は、専門業者に依頼するのも良いでしょう。
常時SSLを導入することで、Webサイトのセキュリティを強化し、ユーザーの信頼を得ることができます。
上記の手順を参考に、あなたのWebサイトにも常時SSLを導入してみましょう。